★4【おすすめ】

【漫画】正義について考えさせられる漫画『桃源暗鬼』|あらすじ・感想

★4【おすすめ】
桃源暗鬼一巻より引用
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鬼と桃太郎の戦いを描いたダークヒーロー鬼譚『桃源暗鬼』。

この記事ではそんな『桃源暗鬼』のあらすじや感想を紹介していきます!

『桃源暗鬼』のあらすじ

酒屋の半グレ息子、一ノ瀬四季。ある日、彼と父が住む家によからぬ客が訪ねてくる。四季の父、一ノ瀬剛志はその客を見るなり車で轢き倒し、四季を連れて逃げる。

その途中、父がひき殺した男は桃太郎の子孫であり父もそうであるということ、そして四季が鬼の子孫であり父とは血がつながっていないことが明かされる。また、桃太郎が集まってできた桃太郎機関「桃関」と対抗する鬼の機関としての「鬼関」が存在することものちに明かされる。

結局四季は捕らえられ、父は追手の桃太郎と闘うことになるが負けてしまい、瀕死の重傷を負う。その時四季が鬼の力に目覚め桃太郎を倒す。鬼は血を使って闘うが、代わりに自我が崩壊し凶暴性が増す危険性がある。桃太郎を倒した四季は自分がしたことを覚えていなかった。

桃太郎の血を継いでいながら鬼の血を継ぐ四季を育てた父。鬼と桃太郎が手を取り合って生きることができる日を夢見ながら死んでしまう。

父の遺体の前で悲しみに暮れる四季。突然四季は何者かに気絶させられる。目が覚めた四季は鬼ヶ島にある鬼の学校「羅刹学園」にいた。

自らの血に棲む”鬼”と出会った主人公の宿命とは。鬼と桃太郎のバトル系ダークファンタジー開幕!!

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登場人物

一ノ瀬四季

桃源暗鬼の四季

桃源暗鬼第一巻より

赤ん坊の時に捨てられ、一ノ瀬剛志に拾われる。父(剛志)が死亡したのち、無陀野に羅刹学園に連れ去られる。鬼の力に目覚める。銃が好き。

一ノ瀬剛志

桃源暗鬼の一ノ瀬剛志

桃源暗鬼第一巻より

桃太郎機関にかつて所属していた桃太郎。鬼である四季を拾って育てたことにより桃太郎に殺される。

無陀野無人

鬼関に所属する鬼。羅刹学園の教師で四季の担任。無駄なことが大嫌いで、移動の効率がよくなるといってローラースケートを常に履くほど。

 

作者情報

作者:漆原侑来先生

代表作品:桃源暗鬼

おすすめ度

★★★★ 【おすすめ】

新世代ダークヒーロー鬼譚。雰囲気が近い作品を挙げるなら青の祓魔師だと思います。ダークファンタジー好きにおすすめです!

twitterの評価まとめ

『桃源暗鬼』を読んだ感想

チャンピオンで連載中のダークファンタジー『桃源暗鬼』。

桃太郎が正義、鬼が悪というのがこの物語の世界観。そして昔から何代にも渡って鬼の子孫と桃太郎の子孫が戦いを繰り広げています。

桃太郎が正義と言いつつも時には鬼より恐ろしく残虐なことを平然とやっています。それに対して鬼は、普通に生きたいと考えている者や命がけで家族を守る者など心優しい一面を持った鬼もいます。

Mr. Nobody
Mr. Nobody

桃太郎も鬼も一筋縄じゃない!

実際には桃太郎が正義、鬼が悪というわけでなくただ分かり合えていないだけなのかもしれないと思いました。作者は誰が正義、誰が悪かということは第三者の視点からではなく自分で見て決めろということを、この作品を通して伝えようとしているのかもしれません。

そしてアクションシーンの迫力がすごい!特に鬼の戦闘描写。

桃源暗鬼の戦闘描写

桃源暗鬼第一巻より

読んでいてハラハラさせるような戦いの描き方をしていてどんどん惹きこまれていきます!

コメント

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