
こんにちは、Mr. Nobodyです!
今回、紹介するのは『圕の大魔術師』
見た目が周りと違うせいで蔑まれていた本好きの少年が司書を目指す冒険ファンタジーです!
- 『圕の大魔術師』ってどんな漫画?
- 王道ファンタジーを読みたい!
こんな人に向けて、『圕の大魔術師』のあらすじや感想・考察を語っていきます!
『圕の大魔術師』のあらすじ
”耳長”と呼ばれ村で蔑まれている少年、シオ・フミスは本がとても好きでした。何度つまみ出されても図書館に通い本を読み続けるほど。
そして冒険小説のように”主人公”が自分の前に現れて、嫌な世界から連れ出してくれることを期待していました。
そんな時、シオのいる村にやってきたのがカフナ(アフツァック中央圕司書)の女性・セドナでした。
カフナとは書を守る職業で、誰もが憧れています。
セドナの「主人公は君だ!」という言葉に動かされたシオは司書を目指すことを決意し、シオの冒険が始まります!
登場人物
シオ・フミス
『圕の大魔術師』1巻より引用
本作の主人公。
”耳長”と呼ばれ、村で差別を受けていた少年。ヒューロン族とホピ族の混血で、金色の髪に緑色の目、長い耳を持つ。
本が大好きで、冒険小説の主人公のような存在が自分をこの嫌な世界から救い出してくれることを夢見ていた。
セドナと出会い、カフナ(司書)を目指すことを決意する。
セドナ・ブルゥ
『圕の大魔術師』1巻より引用
アフツァック中央圕の守護室で働くカフナ(司書)。
シオのいる村にやってきた際、シオに一冊の本を託す。
かっこつけようとすることがある。
作者情報
画:泉光先生
原作『風のカフナ』:著・ソフィ・シュイム先生 :訳・濱田泰斗先生
⇩著者名についての考察はこちら⇩

おすすめ度
★★★★ 【おすすめ】
見た目が周りと違うせいで蔑まれていた本好きの少年が司書を目指す冒険ファンタジー『圕の大魔術師』。
ハイ・ファンタジーが好きな人や、超画力を楽しみたい人にオススメの漫画です!
twitterの評価まとめ
『圕の大魔術師』、ようやく5巻まで読了。
凄すぎる。一つの世界を読んでる。
小説とか漫画とか関係なく、本が好きな人全員に読んでほしい。。。ちなみに1周じゃ捉えきれなかったから、今から読み返しのお時間です。。。
— とろろとととろと (@h9cQqlkoUZRGHGt) January 30, 2022
図書館の大魔術師の欠点って月刊誌連載で単行本発売が年1ってことしか思い浮かばないくらい求めてたファンタジー漫画を体現してるんよ
— そう (@ggosinon0821) January 31, 2022
『圕の大魔術師』を読んだ男が感想・魅力を語る!
司書を目指す少年の王道冒険ファンタジー『圕の大魔術師』。
”圕”は図書館と読むそうです!
ここではそんな『圕の大魔術師』を読んで感じた魅力を語っていきます!
画が壮大で緻密!
この漫画、絵が圧倒的にすごいんです!
『圕の大魔術師』1巻より引用
構図が壮大で細かいところもしっかり描かれていて、もはや画集のようです。

絵に迫力がある漫画は読んでいて楽しい!
王道好きにはたまらない!
魔術とか異種族とかありありの世界観。そこでは”本”がかなり重要視されていて、カフナ(司書)という職業がまわりの憧れとなっています。
いわゆる逆境に立たされていた主人公・シオ。今まで自分の欠点だと思っていた長い耳をセドナに褒められたところから、主人公の心境は少しずつ変化していきます。
そしてカフナを目指すようになっていき…という話。
逆境・劣等感を持っている少年が徐々に前を向いて主人公になっていく展開、王道っぽくて思わず感情移入してしまいました!
また『圕の大魔術師』には王道漫画ならではの名言も多数あり、名言好きにもたまらない内容となっています!

ポジティブになれるような言葉から、勇気をもらえます!
⇩個人的に好きな序盤の名言はこちら!⇩
「物語の主人公はいつだって他の人とは違う それってすごく特別でかっこいいことだと思うけど?」 圕の大魔術師1話より引用
「この日この時が運命だった その方がずっと素敵だろ?」 圕の大魔術師2話より引用
図書館という題材の新鮮さ!
ここまで『圕の大魔術師』が王道で面白いということを語ってきましたが、この漫画には”図書館”という題材の新鮮さもあります!
本や図書館、司書をテーマとした漫画ってあまりない気がします。

パッと思いつくのは本好きの下克上くらい…。
『圕の大魔術師』において書とは知の結晶で、書を護ることは世界を護ることとされています。
そんな世界だからこそカフナ(司書)が英雄的に見られています。
書が重要視される世界観のハイ・ファンタジー『圕の大魔術師』、超面白いので気になった人はぜひ読んでみてください!
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