ジャンプ+で連載されている『群青戦記』の続編漫画『真・群青戦記』。
刑務所が戦国時代にタイムスリップしてしまう話です。現代とは違う生の価値観の中でいかにして生き延びるか? 興味深い漫画でした。
この記事ではそんな『真・群青戦記の』あらすじや感想を書いていきます!
目次
『真・群青戦記』のあらすじ
山岳救助隊を目指しているこの漫画の主人公、ミチロウ。彼には殺人未遂の容疑をかけられているマコトという名の弟がいる。ミチロウは弁護士とともに何とかマコトの無罪を証明しようとするが、マコトは無罪になろうという気がないらしい。挙句の果てに「英雄と殺人鬼の違いは生まれた時代だ。僕は生まれる時代を間違った」といった内容のことを言っており、半ば自分が殺人を犯したことを認めるようなことを言っていた。
ある日、突如マコトの収監されている拘置所が煙に包まれる。煙が晴れた時、拘置所は戦国時代にタイムスリップしていた。そんな中マコトをはじめ、折りの外に解き放たれた囚人たち。
はたして戦国時代で現代人は生き残れるのだろうか?
登場人物
ミチロウ
真・群青戦記一巻より引用
この物語の主人公で、山岳救助隊を目指している。弟のマコトのいる拘置所を訪ねた際、戦国時代にタイムスリップしてしまう。弟のせいで傷ついてしまった武士を助けるなど責任感が強い一面を持っている。
マコト
真・群青戦記一巻より引用
ミチロウの弟。命への興味から、殺人未遂を犯してしまう。戦国時代にタイムスリップした際、脱獄する。
真田弁丸(後の真田幸村)
真・群青戦記一巻より引用
兄とはぐれたところ、ミチロウと出会う。普段は臆病だが、兄が傷つけられた際、激しく怒るなど兄弟想いな一面を持っている。ミチロウと行動を共にする。
作者情報
作者:笠原真樹先生・アジチカ先生
代表作品:笠原真樹先生:群青戦記・真群青戦記・リビドーズ
アジチカ先生:終末のワルキューレ・将国のアルタイルのスピンオフ作品
おすすめ度
★★★★ 【おすすめ】
刑務所が時代スリップして戦国時代に行く話です。武士とかが出てくる世界観が好きな人や、人が結構すぐに死んでしまうような緊張感のある漫画が好きな人におすすめです!
twitterの評価まとめ
真・群青戦記人が出てくる端からザクザク死んでいくので始終「何故…」って気持ちで読んでる
— たるたる (@trdrtrtrsauce) April 21, 2021
#アメトーーク 終末のワルキューレも面白いが同じアジチカさんが作画してる真・群青戦記も面白いぞ。タイムスリップした現代の凶悪犯と戦国武将が戦う話。
— 矢崎十兵衛竜座@4/25維新vs京都 (@yazakiryuza) April 15, 2021
『真・群青戦記』の感想
この作品は後で知ったのですが、群青戦記という漫画の第二部だそうです。一部目は読んだことがなかったのですが、二部から読み始めても全然楽しめました!
弟が殺人を起こしていてほしくないという気持ちやなんで弟の殺人のせいで自分まで嫌な思いをしなければならないのかというミチロウの苦悩が読んでいてすごい伝わってきます。戦国時代に飛ばされてた後、そこでは殺人は日常となっていてミチロウな現代的な考えを持った人にとっては好ましい環境となっていはいません。そこでミチロウがどんな行動をとっていくのか期待です!
作画に関しては終末のワルキューレも手掛けているアジチカ先生が描いていて表情や戦闘シーンの描き方がとてもきれいです。
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