ヤングジャンプで連載されていたボクシング漫画『リクドウ』。
過酷な家族環境に生まれた少年がボクシングと出会い、憧れの人が持っていたベルトを目指す話です。
最低の環境から拳一つで成り上がっていく展開がとても熱いです!
この記事ではそんな『リクドウ』の内容や読んだ感想を語っていきます!
目次
『リクドウ』のあらすじ
父親の下で虐待を受けていた少年・芥生リクはその父が自殺したとき、その死体を殴っていた。そしてその打撃は無意識のうちに急所のみを鋭く打ち抜いていた。
その様子を見た借金回収にやってきたヤクザ・所沢京介はリクにボクシングの才能を感じ、ジャブの打ち方を教える。
父親が死んだためリクは母親の下で引き取られることとなったのだが、母はその恋人に薬漬けにされていた。恋人の男は薬を母が飲むことを快く思わないリクを疎ましく思い殺そうとする。
しかし、リクは逆に拳で男の急所を打ち抜きそして鈍器を使って殺してしまう。
児童養護施設に行くことになったリクに所沢はグローブを渡し、リクはボクシングの道へと進んでいく。
登場人物
芥生リク
リクドウ一巻より引用
父親の下で虐待を受けていた少年。父親は自殺し、その時所沢にパンチの打ち方を教わる。その後、母のもとへ行くがそこで母の恋人の男に殺されそうになり、逆にその男を殺してしまう。それ以降は児童養護施設ですごしつつ、ボクシングを極めていく。
所沢 京介
リクドウ一巻より引用
元ボクシング選手でOPBFベルトを保有していたほどの実力者。現在ではヤクザとして過ごしている。また借金の取り立ての際、リクにボクシングの才能を感じジャブの打ち方を教える。そして馬場ジムにリクを紹介する。
馬場 進司
リクドウ一巻より引用
所沢などの実力派ボクサーを育てた馬場ジムの代表。
しかし、その過程で体を壊したりでやめていく人が多いのも事実で、所沢を育ててからリクに出会うまで誰も教えていなかった。
苗代 ユキ
リクドウ一巻より引用
リクの幼馴染で児童養護施設で生活している少女。リクのことを想い続けている。
作者情報
作者:松原利光先生
代表作品:リクドウ・黒鉄のヴァルハリアン
おすすめ度
★★★★★【超おすすめ】
過酷な境遇で育った少年がボクサーとなりOPBFベルトをとることを目指す漫画。描写が生生しくボクシングの駆け引きやつらさなどが伝わってくると同時にグロい場面も多いです。

本格的なボクシング漫画を読みたい人におすすめです!
twitter評価まとめ
序盤で虐待やらレイプやらキツいシーンあるんだけど、ボクシング漫画として面白いのでリクドウ好き
— ごーごー (@luvgogo) July 4, 2021
最近リクドウを連載時以来読み返してる、凄く面白い ジョー2の金竜飛戦でも代表されるけど背負うものがデカいほど戦闘力が強くなければならないわけではないのだが、激重な過去を抱えてるリク君に対する天才肌の兵動、試合終盤に明かされる生い立ちが中々なので最後までどちらが勝つか分からなかった
— ケンジ◇FANBOX (@kenjiAB) April 22, 2021
『リクドウ』を読んだ感想
ヤングジャンプで連載されていたボクシング漫画「リクドウ」。
この漫画の面白さは何と言ってもキャラの掘り下げです。主人公であるリクにも対戦相手の選手にも絶対に引けない理由があって、本当に試合に緊迫感があります。

「負けたら終わり」そんな世界感が面白い!
リクの周りの境遇もとても印象的です。最初は父親に虐待され、母のもとへ行けばその恋人の殺されかける。学校に行けばその恋人を逆に殺したことからいじめられる。
そんなグロ描写が連発されるほどの地獄から拳一つで勝ち抜いていき、一つずつ色々なモノや経験を得ていく様子にはとても熱くなりました!
リクドウ6巻より引用
また絵にものすごい迫力があるのも読者を熱くさせる理由だと感じさせられました!
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