
こんにちは、Mr. Nobodyです!
終盤にさしかかってきて盛り上がりを見せている漫画「ダンジョン飯」。
アニメ化も決定しており、楽しみです。
そんな「ダンジョン飯」のダンジョンにいる”狂乱の魔術師”ことシスルについて、この記事では解説していきます!
「ダンジョン飯」の魅力紹介記事はこちら⇩
変人だらけのダンジョン攻略漫画『ダンジョン飯』が面白すぎる!|あらすじ・感想
※ここから下は「ダンジョン飯」に関するネタバレが含まれるのでご注意ください。
【ネタバレ注意】シスルってどんなキャラ?|時系列でシスルの生涯を解説!
シスルとは「ダンジョン飯」に登場するダークエルフの男。
褐色の肌と銀色の髪が特徴。
ダンジョンを創造・支配する”狂乱の魔術師”の正体で、長い間ダンジョンに君臨していました。
その目的は国王のデルガルをはじめとする「黄金の国」に住む人たちを”永遠に”守ること。
しかし実際は翼獅子の欲望のために利用されているにすぎず、最後は翼獅子に欲望を全て食べられて何も感じぬ廃人となります。
ダンジョンの奥深くに進んでいくライオス達を敵視していました。
性格はライオス曰く「話が通じない」とのこと。
また、何でも拡大解釈する傾向があるようです。
回想編(10巻)
1000年前、シスルの国(黄金卿)は天災や飢餓、他国からの侵略に見舞われ絶望の真っただ中にいました。
国王のデルガルに魔術でどうにかできないかと頼まれたシスルは、古代魔術、そして無限に魔力を引き出せる迷宮に目を付けます。
彼が翼獅子と契約を交わし、望んだのは国の平穏と安全。
シスルは迷宮の中に人々を移動し、魔物を利用して敵の侵略を止めました。
また誰も死なないように、不死の呪いも作りました。
ダンジョンに長い間住み続けた黄金卿の住人は地上に出ることを願いはじめ、シスルと意見が対立します。
「みんなを守る」という欲は肥大化し、シスルは身内の意見も聞かない暴走状態。
ダンジョンを出ようとしたデルガル一家は肉体と魂を分離され、肉体はシスルの家にあります。
初登場は2巻
シスルの初登場は2巻です。
ライオスが食い意地を張って生ける絵の中に入って食べ物を食べようとしたときのこと。
ライオスが入った絵の内容はデルガル王にまつわるものばかり。
当然そこにはシスルもいて、2人は遭遇してしまいます。
ライオスは外部の者だとシスルに見抜かれてしまいますが、間一髪のところで絵から脱出します。
ファリンを魔物に変える
次に登場したのは4巻の最後~5巻の序盤にかけて。
ファリンを飲み込んだレッドドラゴンとの激しい戦闘を乗り越え、ファリンを蘇生した後のこと。
自分の生み出したレッドドラゴンが死んだことを受け、ライオス達の元へとシスルはやってきました。
そこでライオス達を別の空間へと飛ばし、ファリンを自分の眷属である魔物に変えてしまいます。
8巻からの大立ち回り
8巻時点、「1階でも黄金が獲れる」という噂でダンジョンの中は人であふれかえっていました。
人が増えた頃合いを見計らって人間を襲撃しようとしていた狂乱の魔術師だが、その思惑はカブルーとカナリア隊によって破られます。
シスルはダンジョンの奥深くの自宅へと逃亡しますが、そこにいたのはライオス一行。
シスルは台所を巨大化させ、複数の龍を召喚して立ち向かいます。
ライオス以外は全滅しますが、ライオスの龍の知識と機転によってシスルは敗北します。
ライオスがシスルと和解しようとして作ったのは「グリーンドラゴンのアクアパッツァ」。
食事の重要性を説いたライオスをシスルは縛り上げ、永遠に食料を与える魔物を作り上げてしまいます。
翼獅子によって心が死亡
肥大化したシスルの”黄金卿を守りたい”という欲望は、翼獅子によって1000年かけて育て上げられたものでした。
人間の欲望が餌である翼獅子。
翼獅子は最初にシスルの抵抗欲を食べ、無力化した後に他の欲を一つ残さず食べてしまいます。
そして欲を全て食べられる間際、最後にやったことはマルシルの蘇生。
おそらくマルシルがセンチ達を蘇生し、いつか翼獅子を倒すことを期待してのこと。
シスルは全てのやる気をなくし、動かなくなってしまいます。
シスルの名言を一挙紹介!

名言大好きなブログ主が生き生きとするコーナー。
ライオス達の名言が多くて目が行きがちですが、敵キャラであるシスルも実は数多くの名言を残しているんです!
ここではそんなシスルの名言をいくつか紹介します!
勝手に片付けるなーッ!
勝手に片付けるなーッ! 全部理由があってそこに置いてあるんだよーッ!
これは全国の同居人の方々に言いたい。
部屋を散らかして放置する、ミニマリストと対極の我々にとって部屋を勝手に片付けられるのはかなり嫌なことです。
はたから見れば散らかっている部屋も、自分だけがどこに何があるかわかるようになっているんです!
片付けられると何もわからなくなります。
魔術はそんなに万能じゃないよ
魔術はそんなに万能じゃないよ
「ダンジョン飯」10巻より引用
これはシスルがデルガルに言った言葉です。
シスルは黄金卿を救うため、魔術を万能なものとして扱っていました。
しかし、その結果として翼獅子を御しきれず欲望を食べられてしまいます。
一見万能に扱えていた魔術にも大きな欠点があり、「過ぎた力は身を滅ぼす」とはこのことだなと感じさせられました。
また、それを理解していたはずのシスルが過ちを犯してしまうのが、凄い皮肉っぽいです。
お前はもう永遠に食う物には困らない
お前はもう永遠に食う物には困らない
「ダンジョン飯」11巻より引用
これはライオスに食べることの重要性を説かれたシスルが言った迷言です。
ライオスを植物で縛り上げ、永遠に食べ物を与え続ける魔物を作ったシーンは多くの読者に衝撃を与えたのではないでしょうか?
まとめ
以上、ダンジョン飯に登場するシスルのまとめ記事でした。
いかがでしたか?
これからも漫画の紹介や考察記事を投稿していくので、ぜひまた見に来てください!
コメント