『進撃の巨人』の諫山創先生も帯で絶賛している漫画『菌と鉄』。
キノコが生態系の頂点、そして人類はアミガサという組織に支配されている。そんな世界観で唯一支配を受けていない主人公がアミガサに立ち向かっていく話です。
ダンテの心情の変化やアミガサの支配の不気味さの描き方が秀逸で、気が付けばストーリーに惹きこまれていました!
この記事ではそんな『菌と鉄』のあらすじや感想を書いていきます!
目次
『菌と鉄』のあらすじ
これは生態系の頂点がキノコであり、人類の思考はすべてアミガサという組織に支配されている世界(人類の頭の中にアミガサダケというキノコを寄生させ思考を操っている)。そんな世界でなぜかアミガサに支配されていない人間・ダンテがこの物語の主人公である。
ダンテはアミガサの軍隊の中におり、自分が周りと違うことに気が付いていた。ある日、エリアの外でアミガサと敵対している組織・エーテルの殲滅作戦にダンテは参加することになる。
トラブルにより仲間とはぐれダンテが出会ったのはアミガサの支配を受けていない一人の少女で…。
登場人物
ダンテ
菌と鉄一巻より引用
アミガサの中で支配を受けていない青年。兵士の中で圧倒的な身体能力を誇る。自分が他とは違うということを知りながらもアミガサに従ってきたが、エリアの外でアオイと出会い価値観が変わる。その後、反アミガサ組織・エーテルに入ることになりそこでギンに師事する。
アオイ
菌と鉄一巻より引用
アミガサの女性区に潜伏するエーテルの組員。エリアの外でダンテと出会い意気投合し、いつか必ずまた会う約束をする。
総督
菌と鉄一巻より引用
アミガサ内に潜伏するエーテルのリーダー。アミガサ内ではダンテの上司にあたる。
ギン
ダンテの教官としてダンテに戦闘の術を叩き込む。また、脳のアミガサダケと金属を合成することができる薬を飲んでおり、身体のどこでも金属に変えることができる。
作者情報
作者:片山あやか先生
代表作品:菌と鉄
おすすめ度
★★★★ 【おすすめ】
菌と鉄はキノコが生態系の頂点、人類は皆アミガサという組織にコントロールされている斬新な設定の漫画です。「進撃の巨人」「約束のネバーランド」などの囚われている系の漫画が好きな人におすすめです!
twitter評価まとめ
食物連鎖の頂点がキノコ。マジで面白いから今すぐ読むべし。これは確実にくる。もう来てる。#菌と鉄 pic.twitter.com/zjhzpE0ioZ
— もっちょり/森本優 (@airg_morimoto) July 24, 2021
菌と鉄めっちゃ面白いけど、1巻で色々起こりすぎて頭追いつかん、、、笑
なんか最近のアニメとか漫画めっちゃ展開早いの多くない???— だいき (@MOHUMOHUgoz) July 23, 2021
気になっていた菌と鉄。今日本屋で見かけたのもあり電子版で試し読み。まず設定から面白い。進撃の作者さんが帯書いてるのも納得。
— chihi (@chihimax) July 17, 2021
『菌と鉄』を読んだ感想
キノコとアミガサに支配された世界観の漫画「菌と鉄」。「進撃の巨人」の作者・諫山 創先生が「菌と鉄」一巻の帯で絶賛していたことから話題をよんでいる作品です!

諫山先生が絶賛するのも納得の面白さでした!
この漫画の面白かったところはまず、キノコが生態系の頂点に君臨していることの斬新性です。今まで、人以外の存在が生態系の頂点に君臨している漫画は多くありました。(東京喰種であれば喰種、進撃の巨人であれば巨人などなど…。)
しかしそれらはだいたい動く生命体です。キノコのように全く動かないものに支配されている世界設定の漫画は少ないように感じ新鮮な気持ちで読めました!
動かないものには動かないものなりの怖さがある、そんな風に感じさせられる漫画でした!
またアミガサになじめずもなじもうと努力していた主人公のダンテが、アオイと出会い心の在り方が少しずつ変わっていきます。そのダンテのさりげない心情描写がなんともうまい!
どのようにダンテが変わってきたのか、そしてこれからどう変わっていくのかもこの漫画の楽しみな点です!
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