「サンデーうぇぶり」のオリジナル連載作『ホテル・インヒューマンズ』。
殺し屋御用達のホテル「ホテル・イン・ヒューマンズ」で働くどんな依頼でも「No」と言わないコンシェルジュをメインに、殺し屋達の生き様を描いた漫画です。

この記事ではそんな『ホテル・インヒューマンズ』のあらすじや感想を書いていきます!
目次
『ホテル・インヒューマンズ』のあらすじ
殺し屋御用達のホテル「ホテル・イン・ヒューマンズ」には一つのモットーがある。それはどんな依頼も「No」と告げないこと。
「ホテル・イン・ヒューマンズ」のコンシェルジュとして働く沙羅と生朗はそこで様々な殺し屋と出会い、依頼をこなしていくことになる。
死と密接に関わり続ける殺し屋、そしてその想いに応えるコンシェルジュの物語が今始まる!
登場人物
灰咲沙羅
ホテルインヒューマンズ一巻より引用
「ホテル・イン・ヒューマンズ」で働くベテランコンシェルジュ。腕が立ち、荒事が得意。
生朗
ホテルインヒューマンズ一巻より引用
「ホテル・イン・ヒューマンズ」で働くコンシェルジュ。頭は切れるが、血が苦手など少し甘ちゃんな部分が見られる。
作者情報
作者:田島青先生
代表作品:ホテル・インヒューマンズ
おすすめ度
★★★★★ 【超おすすめ】
殺し屋御用達のホテルで働くコンシェルジュ達の物語。訪れる殺し屋一人一人にただならぬ背景があって話にグイッと惹きこまれます。
感動する漫画を読みたい人におすすめです!
twitter評価まとめ
ホテルインヒューマンズ、まさかの感動系で驚き
ド素人目線だけど絵もキレイだし普通に面白い
おすすめできる— しぇいみ[sq] (@sheimi_lunox) October 30, 2021
サンデーうぇぶりのホテルインヒューマンズが良い…
伏線の回収がめっちゃスマートだし、むしろその伏線さりげなさすぎて普通に読んだら気づかん…— るな (@shiara09) September 25, 2021
『ホテル・インヒューマンズ』を読んだ感想
それでは『ホテル・インヒューマンズ』の感想を語っていきます!

読んでいて切なくなる漫画でした…。
だいたい1~4話くらいで1つの話が終わるのですが、どの話も完全に読者を泣かせに来てます(笑)。
「ホテル・イン・ヒューマンズ」のコンシェルジュとそこに依頼を持ってくるインヒューマン(殺し屋)という構造の話がメイン。
ホテルインヒューマンズ一巻より引用
物語の冒頭で、インヒューマン(殺し屋)は人間味のない冷酷な存在として描かれています。
しかし、実はそんなことはなかった!
この殺し屋達が殺しをするにはただならぬ理由があり、その理由が殺し屋の生き様に直結しています。
この殺し屋の人間味や生き様がこの漫画の深いところです!
※ここより下は1話目のネタバレが含まれます。
1話は生き別れた妹を探している殺し屋・シャオについての話です。
シャオは幼い頃、妹を見逃してもらうために岡嶋という男の手足となりました。そして妹に20年間会うことはできないが、年に一回妹からの子守唄を届けてもらうという条件付きで。
シャオは妹を守るため、もう一度会いたいがために必死で20年間殺し屋をやり続けたのです。

ここまでですでにグッとくるものがある…。
しかし結局シャオは次代の岡嶋に裏切られ、妹は殺されてしまいます。
妹は子守唄の中でたびたび近所の子供について語っていました。そして1話の最後、その子供が妹の実の子供であると発覚します。
ホテルインヒューマンズ一巻より引用

このシーンで涙腺にとどめをぶっ刺されましたね(笑)
設定の切なさと、それを利用したオチの秀逸さに驚かされるばかりです!
このクオリティの話がいくつもある『ホテル・インヒューマンズ』。感動系好きにはたまらない漫画でしょう!
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