
こんにちは、Mr. Nobodyです!
『ファイアパンチ』の序盤で登場したサン。
この人物、けっこう波乱万丈な生き様が作中で描かれているんです…。
そこでこの記事ではサンとはどんな人物なのか、経歴や名言などを解説していきます!
ファイアパンチとは?
『ファイアパンチ』は『チェンソーマン』や『ルックバック』で知られる藤本タツキ先生が過去にジャンプ+にて連載していたダークファンタジーです!
氷の魔女によって飢餓と雪に覆われた世界。
そこで決して消えない炎に身を焼かれた再生の能力を持つ青年・アグニが、妹の仇をとるため、復讐の旅をするという話。

恐ろしいほどに残酷な世界観や、予測のつかない展開が面白かったです!
『ファイアパンチ』の紹介記事はこちら⇩
【漫画】めちゃくちゃだが面白い!『ファイアパンチ』のあらすじ&3つの魅力
※ここから下は『ファイアパンチ』のネタバレが含まれるので読む際はご注意ください。
【ネタバレ注意】サンってどんなキャラ?|初登場やその後を解説!
『ファイアパンチ』1巻より引用
サンは『ファイアパンチ』の1巻から登場しているキャラで、電気の祝福持ち。
奴隷として連れていかれそうだったところをアグニに助けられ、アグニを神だと思うようになります。

少しずつアグニの狂信者になっていき、だんだんと人生が狂ってしまうキャラです。
サンの誕生から初登場するまで
生まれ故郷で疫病が蔓延し、サン以外の村人が全員感染してしまいます。
そこでサンの村人達は疫病のことを内緒で、サンを村から逃がすことにしました。
生きているだけで周りを照らす炎のような存在になれるように名付けられた子・サンは、その名を背負って村を旅立つことになります。
初登場
サンの初登場は1巻。
彼はまだ8歳の少年でべヘムドルクに捕まり、奴隷として運ばれていました。
そんなサンを偶然助けたのが『ファイアパンチ』の主人公・アグニ。
サンは助けてほしいという願いを叶えてくれたことやアグニの燃え続けている体を見て、アグニを神様だと思うようになります。
その後サンは1巻の終盤で再びべヘムドルクに捕まるまで、アグニと行動を共にしていました。
べヘムドルクでの奴隷生活
サンはアグニを追ってきたべヘムドルクの兵士に再び捕まり、女の子と間違えられて慰み者にされそうになります。
その場から逃げようとするも結局両足を切断され、べヘムドルクのために一生電気を出し続ける「薪」となってしまいます。
「薪」として過ごしながらもアグニが助けてくれると信じ続け、本当にまた助けられてしまったため、サンのアグニに対する信仰心はさらに深まっていきます。
10年後は教祖⁉そして死亡
べヘムドルクがアグニの手によって崩壊しその後、サンはアグニ教の村を立ち上げました。
10年後サンはアグニ教の教祖としてユダを殺すため、ユダを連れ去ってしまいます。
ユダをルナとして大切に扱っていたアグニは激怒。
とんでもない形相で暴走し、アグニ教と敵対することに…。
サンはそれをアグニの偽物とみなして戦闘開始。
10年前とは比べ物にならない戦闘力を見せつけたサンでしたが、最後はアグニの炎に焼かれ死亡します。
頭を破壊されすぎてサンのことを思い出せなくなっていたアグニに「誰?」と言われ、死ぬ間際にはアグニを恨むことに…。
感想
「どこかでただ生きているだけで皆を照らす炎になる」そうなるように太陽の意味であるサンと名付けられた少年。
村人曰く、サンはしばらくはその名前の通りに育ったそうです。
しかし彼は将来、自分よりも大きなアグニという炎に魅せられ、徐々に心の在り方が変わっていってしまいます。
気が付けばサンはアグニ教の教祖。雷の祝福も昔とは比べ物にならないほど強くなっていました。
アグニという太陽に照らされたサンは最後、その炎に焼かれ死ぬことに…。

「イカロスの翼」というギリシャ神話にちょっと似てますね。
サンはアグニに近づきすぎなければ、神と教祖なんかではなく知人・友人くらいの関係になっていれば死ぬことはなかったのかもしれません…。
サンの名言を紹介!
ボク…薪じゃないしみんなも薪じゃない……人間じゃないか
「ファイアパンチ2巻より引用」
これはサンが「薪」としてべヘムドルクで電気を出し続けていた時に行った台詞です。
そこにはサン以外にも「薪」と呼ばれる人々がいて、皆未来に絶望していました。
そんな彼らに希望を与えた言葉の一つです!
人は信じたいものを信じたいように信じる
「ファイアパンチ」8巻より引用
こちらはアグニ教の教祖になったサンがネネト達に言った言葉です。
狂ったようにアグニを信じるサンだからこそ重みのある台詞に感じました…。
まとめ
以上、『ファイアパンチ』のサンの人物紹介記事でした!
いかがでしたか?

サンはかなり壮絶で波乱万丈な人生を送っていましたね!
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