
こんにちは、Mr. Nobodyです!
藤本タツキ先生の過去作『ファイアパンチ』。
かなり衝撃的な漫画で、初めて読んだときは鳥肌が立ちました…。
- 『ファイアパンチ』はどんな漫画?
- 一味違う漫画を読みたい!
この記事ではこんな人に向けて『ファイアパンチ』のあらすじや魅力を全力で紹介していきます!
『ファイアパンチ』のあらすじ
祝福者である氷の魔女によって雪に覆われた世界。そこは飢餓と狂気であふれていた。
そんな世界の小さな村で過ごす少年・アグニとその妹・ルナは再生能力の祝福者である。
深刻な食料不足となっていた村の食糧は、アグニが腕を切り落とすことによってまかなっていた。アグニの腕は祝福の力によって再生し、次の食糧となる。
アグニとルナの住む村にある日、飛行機がやってくる。
飛行機から降りてきたドマという男曰く彼らはべヘムドルクという国の住人で、戦力を整えて氷の魔女を倒そうとしているらしい。
一時はべヘムドルクへと誘われたアグニら村の住人だが、全ての家に人肉があるのがバレてしまう。
ドマは自らの決して消えない炎の祝福で村の住人を皆焼き殺した。再生能力を持つアグニとルナだが、再生能力の強いアグニだけが体を焼かれ続けながら生き残る。
こうして燃え続ける男・アグニはドマに復讐するために旅だった…。
登場人物
アグニ
『ファイアパンチ』1巻より引用
小さな村に住む再生能力の祝福者でルナの兄。
自らの腕を切り落として村人の食糧としている。同じ再生能力の祝福者であるルナには痛い思いをさせないため、より多く自分の腕を切り落とすなどかなりの妹想い。
ドマに体を決して消えない炎で体を焼かれ続けるも、再生し続けてドマを探して復讐の旅に出る。
ルナ
『ファイアパンチ』1巻より引用
小さな村に住む再生能力の祝福者でアグニの妹。
ドマの祝福によって体を焼かれ殺される。アグニが生きることを望む。
サン
微弱な電気を発することができる祝福者。
べヘムドルクで奴隷として働かされそうになっていたところをアグニに助けられ、それ以来アグニを神様だと思うようになる。
しばらくアグニについて行動する。
⇩『ファイアパンチ』サンのまとめ記事はこちら!⇩

トガタ
映画監督を夢見る女性。再生能力の祝福を持っていてそのためか、実年齢よりはるかに若く見える。
映画が大好きで、アグニを題材に映画を撮るようになる。普段はよく下ネタを言う愉快な人物だが、面白い映画を撮るためなら味方を騙すことも…。
ドマ
『ファイアパンチ』1巻より引用
べヘムドルクの兵士を束ねている男でアグニの村を焼き滅ぼした仇。
決して消えない炎の能力の再生祝福者。
作者は『チェンソーマン』の藤本タツキ先生!
『ファイアパンチ』は『チェンソーマン』『ルックバック』の藤本タツキ先生が過去にジャンプ+にて連載していた作品です!
『チェンソーマン』に見られる狂気性も『ファイアパンチ』の頃からしっかりと健在です。
おすすめ度
★★★★★ 【超オススメ】
雪に覆われた世界で、決して消えない炎に身を焼かれた青年が復讐の旅をするという話。
暗い世界観や復讐漫画が好きな人、ちょっと変わった漫画を読みたい人にオススメの漫画です!
twitterの評価まとめ
ちなみに僕はチェンソーマンよりファイアパンチを評価しています。ファイアパンチまとめ読みするなら面白いし、散らかっているところはあるけど、本物/偽物とかの一貫しているテーマもあるしね。
リアルタイムで追ってたら絶対苦痛だったと思うけど。— コモドドラゴン三太夫 (@komododoragon3) February 8, 2022
ファイアパンチ面白いけどずーっと鬱
— 中川@9時 (@harkaniya) January 30, 2022
『ファイアパンチ』を読んだ感想&魅力を全力紹介!
藤本タツキ先生が描くダークファンタジー『ファイアパンチ』。
残酷な世界観に鬱展開とかなり暗い展開が続きますが、その一つ一つがかなり衝撃的なものとなっていました。

「そう来るか!」と思わせられるようなシーンが大量!
ここではそんなファイアパンチを読んだ感想と感じた魅力を語っていきます!
※ここから下はファイアパンチのネタバレが少し含まれるのでご注意ください。
容赦が一切ないストーリー
『ファイアパンチ』では敵味方関係なく人がポンポン死んでいきます。

1話目で村が1つ滅びます…。
『ファイアパンチ』1巻より引用
人がうまく生きられないほどにめちゃくちゃで残酷な世界観。
漫画だからこその「このキャラは死なせたくないから殺さない」というあれは一切なく、主要人物だろうとモブだろうと関係ありません。
どんなキャラでも死ぬときは死ぬという容赦のなさ、生々しさが斬新で読む手が止まりませんでした!
燃える主人公の唯一性
『ファイアパンチ』では世界は雪に覆われています。そしてそのせいで飢餓や病気などが蔓延していました。
そんな残酷な世界で生きるため、人々は狂気に染まっていきます…。
雪が解け暖かい世界に戻ってほしいと願う人々にとって、炎は何かしらの希望だったのかもしれません。
ドマはべヘムドルクで英雄のように扱われ、アグニの燃え続ける体は神様だとあがめられるようになります。

『ファイアパンチ』の世界観じゃなければ全裸で燃えながら歩いてくる男はただの恐怖…。
誰かの希望でいられるからこそアグニは主人公なのです。
この世界観じゃなきゃこの主人公は成り立たないという唯一性もこの漫画の魅力の1つだと感じました!
面白いモノを追求するトガタ
トガタは映画が好きで、アグニを題材に自主製作映画を撮り始めます。
トガタは映画を面白くするためには手段を択ばない性格のキャラです。時にはアグニに格闘術を教え、時には敵に手を貸すことも…。
トガタは『ファイアパンチ』のストーリーをめちゃくちゃにかき回していく予想外の塊のような存在と言えるでしょう。
常に面白いストーリーを追求していくので、自然と『ファイアパンチ』も面白くなっていきます!

トガタが『ファイアパンチ』の魅力を数倍に引き上げていると言っても過言ではない気がします。
まとめ
今回は『ファイアパンチ』のあらすじや登場人物、魅力などを紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
個人的にかなり面白いと思っているので、興味がある方はぜひ読んでみてください!
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