
こんにちは、Mr. Nobodyです!
ジャンプ+にて連載されている少し風変わりな野球漫画「忘却バッテリー」。
宝玉シニアが誇る天才バッテリーで智将とまで呼ばれた要圭が記憶喪失になる物語。
ずっと続くと思われたギャグな展開。
しかし要圭の記憶喪失には衝撃の理由がありました!
この記事では要圭のプロフィールや記憶喪失の原因を徹底解説していきます!
「忘却バッテリー」の魅力紹介記事はこちら⇩
笑えて泣ける『忘却バッテリー』が今アツい!|あらすじや感想、面白さを語る!
※ここから下は「忘却バッテリー」最新話までのネタバレが含まれるのでご注意ください。
「忘却バッテリー」に登場する要圭とは?
名前 | 要圭(かなめけい) |
中学時代に所属していた野球クラブ | 宝玉シニア |
誰とバッテリーを組んでいる? | 清峰葉流火(きよみねはるか) |
ポジション | 捕手 |
高校名 | 都立小手指高校 |
持ち芸 | パイ毛~ |
第一回人気投票 | 要圭(恥将)が1位、要圭(智将)が3位 |
要圭は「忘却バッテリー」に登場するキャラクターです。
中学時代、名門野球クラブである宝玉シニアに所属し清峰葉流火とバッテリーを組んでいました。
冷静沈着で頭脳派キャラとして智将とまで呼ばれた捕手。
バッターとしての才能もあり、宝玉シニアでは3番バッターを任せられていたそうです。
しかし彼はある日、突然記憶喪失になり野球も清峰葉流火のことも忘れてしまいます。
そしてなったのはアホ系キャラ。
彼は清峰と共に野球部のない都立小手指高校へと入学し、そこで山田太郎や藤堂葵、千早瞬平らと出会います。
そして物語が大きく動き出すのは65話。
甲子園を目指す中で要圭が少しずつ記憶を取り戻していきます。
そして自分の中に2つの人格があることに気づき…。
アホな要圭(恥将)
忘却バッテリーより引用
要圭の主人格。
アホな性格で清峰曰く、野球を本格的に始める前はこの性格だったそうです。
野球をやっていくうちに智将となるも、記憶喪失したことによってアホな恥将に戻ります。
「パイ毛~」という持ちネタをたまに披露しますが、だいだいスベっています。
野球嫌いになっており特にキャッチャーは「格好がダサい」という理由で毛嫌いしていましたが、物語が進むにつれて少しずつ楽しく感じるようになっていたようです。
智将・要圭
忘却バッテリーより引用
宝玉シニアの冷静沈着な捕手。
清峰葉流火と共に天才バッテリーとして名をはせていて、数多くの対戦相手の心を打ち砕いてきました。
とてつもない努力家で「清峰葉流火を最強の投手にするため」そして「自分が敗者にならないため」に常日頃、練習や分析に励んでいました。
努力し続けてもなかなか追いつけない清峰葉流火という本物の天才を前にして、辛い思いもしていたようで…。
笑顔で毒舌な発言をするので、本人も知らない内に敵を作っています。
【感動】要圭が記憶喪失になった衝撃の理由とは?

軽いノリで読者を笑わせ続けた要圭。
明るいギャグ展開がいつまでも続くと思われましたが、記憶が戻ってきてからは少し真面目な展開になっていきます。
明かされる記憶喪失の理由。
その理由を知った多くの読者は感動したことでしょう。
ブログ主もその一人です!
要圭は二重人格
要圭にはアホっぽい主人格と野球を通して生み出された「智将」の人格があります。
幼い頃、要圭は野球に関して大人なんかより自分の方が”絶対”に正しいと清峰葉流火に言いました。
当時の要圭にとって”絶対”とはスーパーヒーローのような存在が言う言葉であり、自らの理想。
葉流火に”絶対”と言ったその日から、圭は理想を目指して野球について猛勉強&猛練習します。
葉流火に言った”絶対”という言葉の責任感と重み。
葉流火という天才に追いつくための途方もない努力。
「清峰葉流火という才能を万全な状態で未来に送り届ける」という使命。
それらが野球を楽しいと思う感覚や本来の人格を押し殺し、要圭はいつしか”智将”を演じ続けるようになっていました。
こうして「幼い頃に存在していた主人格」の他に「智将としての人格」が誕生したというわけです。
記憶喪失の原因は自己嫌悪
「智将」の人格が表に現れていた中学時代。
しかし、ある出来事をきっかけに主人格がまた表に現れることになります。
中学ももう終わりという頃、圭と葉流火の元には野球名門高校からのスカウトが続々とやってきます。
そして”プロ養成所”と呼ばれる野球の超名門校・大阪陽盟館高校からも声がかかりました。
葉流火に比べれば才能はないけれど、努力でくらいついてきた圭。
なんとか清峰葉流火という天才と肩を並べられたことを喜ぶ圭でしたが、事実は残酷でした。
圭はバーター(有望選手のおまけで獲られる選手)として声をかけられたことを知ります。
”絶対”と言える理想の自分でいたい。
しかし清峰葉流火という”絶対的な天才”にそれは打ち砕かれました。
もし一つだけ忘れられるとしたらアンタは何を選ぶ?
「忘却バッテリー66話より引用」
要圭は清峰葉流火という出会わなければ良かったと思います。
そしてそう考えてしまった自分を忘れたいと強く願いました。
その結果、智将としての要圭は心の奥に隠れ、恥将・要圭が姿を現します。
「努力しても天才に追いつけない焦りと悲しさ、そして清峰葉流火がいなければと考えた最低な自分への嫌悪」
これが記憶喪失(人格が入れ替わった)の原因であると当ブログでは解釈しています。
まとめ
以上、要圭のまとめ記事でした。
いかがでしたか?
要圭の記憶が戻り山場を一つ越えた感じはしますが、物語はまだまだ続きそうなので楽しみにしていきたいですね!
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